guitaRF

guitaRF は、リフレクションフィルターであり、アイソレーターであり、お好みのラージダイアフラムコンデンサーマイクもしくはリボンマイクと、ダイナミックマイク(もしくは sE5 等のスモールダイアフラムコンデンサーマイク)を同時にポジショニング可能なダブルマイクスタンドとしても機能するハードウェアです。

位相の問題に悩まされることなく2本のマイクを最大限に活用でき、求めるサウンドを得るために大きな力となってくれることでしょう。

guitaRFとは

多くのPAエンジニアたちは、リフレクションフィルターをアンプキャビネットの前に設置することがマイクへの不要な回折や干渉を軽減する術となることを知っています。これは VR1RNR1 といった、フィギュア8パターンのオープンな特性を備えるリボンマイク等にはとくに有効です。

リフレクションフィルターをギター/ベースアンプやドラム等に使うことで、ライブ・ショーでのマルチトラックのミックスが飛躍的に楽になるのです - 求めるサウンドを簡潔に手に入れることのできる、今日の最高のソリューションとなるでしょう。

もちろん、guitaRF はステージ上だけのものではありません。他のリフレクションフィルターモデル同様、ご自宅のレコーディング環境においてもプロスタジオ並みのクオリティに近づくことを可能とします。

ハードウェア

ラージダイアフラムコンデンサー/リボンマイクをマウントするためのハードウェアは、柔軟な位置調整が可能です - ベストポジションを見つけてください。

これにより、2本のマイクを位相の問題なくセットすることが可能です。

場合によっては、マイク間の距離を取り、スピーカーのセンターとコーンの端とを狙うようなセッティングもお試し下さい。
guitaRF は、スピーカーコーンの完璧なスポット上に正しく照準を合わせられるよう、フィルターとマイクアッセンブリー全体を上下させることも可能です。

また、必要に応じてフィルターをベースから取り外し、マイクスタンドへマウントすることも可能となっています。

キーボードアンプ、アコースティックギター、キックドラム、ハイハット/スネアのアイソレーターとしての用途や、2本のマイクでボーカルを収録するといった使い方も面白いでしょう。

フィルター

guitaRF はベストセラーを誇る RF-X と非常に近い音響特性を備えており、外側の複合素材によるパネル、ウール層、低周域のアイソレーションに効果的なエアギャップ層、そして内側の発泡フォーム層の計4層から構成されています。

guitaRF には、ゴム製フィングリップ付きのマイク取り付け穴があり、ほぼ全てのダイナミック/スモールカプセルマイクを確実にホールドすることが可能です。

また、フィルター背面に取り付け可能なダブルケーブルクリップも付属しており、マイクケーブルをまとめるのにも便利です。

guitaRF : ギター「専用」ではありません

名は体を表す - guitaRF という製品名から、はじめはギターやベースアンプのキャビネットに使用するものとイメージされることでしょう。
たしかにその通りです。しかし、それはすべてではありません !
以下に guitaRF のオススメの活用例を記します。

For エレクトリック・ギター

guitaRF は、ダイナミック(もしくはペンシル型コンデンサー)マイクとラージダイアフラムコンデンサーもしくはリボンマイクをアンプのすぐ前へダイレクトにセッティングすることができます。

ステージにおいては、リボンマイク等の背面から入り込んでくる様々な音の干渉を軽減し、ギタートラックのアイソレーションに役立ちます。

これにより、FOHにおけるサウンドだけでなく、アーティストのインイヤーモニターミックスや、後にライブアルバムとしてミキシングを行う際に違いが出てくるのです。
ほとんどの場合、guitaRF は追加のマイクスタンドを必要としません。これはつまり、マイクを2本使用してのレコーディングの際の機材が少なくなることを意味します - 各マイクの位置関係を調整するだけで済むので非常に効率的です。

例えば、2本のマイクの内、ひとつはスピーカーのダストキャップのセンターを直接狙い、もう一方はコーンの端を狙うようなアングルをお試しください。
ユニークなブレンド具合を得るために、様々なアングルで実験してみましょう。ほんの少しの違いで、ギターサウンドが激変することでしょう。

TIP: 分厚いリズムセクション用としてリボンマイクを使い、ソロ中はよりエッジの効いたサウンドを得るためにラウドなダイナミックマイクをミックスしてみましょう。

For アコースティック・ギター

シンガーソングライターのレコーディングの場合は、弾き語りの収録が最高の結果となることも多いでしょう。しかし、後にエディットやオーバーダブ、またボーカルとギターを個別にエフェクト処理する必要性(例えば片方にのみディレイを加えたい等)が出た場合、難しい状況となります。

ダブルマイクスタンドとしても機能する guitaRF を使えば、sE5 のようなお好みのスモールダイアフラムコンデンサーでクリスピーなハイエンドを得ながら、同時に X1R のようなリボンマイクで厚みのある、リッチなミッドレンジを得ることも可能です。

画像のように、guitaRF をボーカルマイクの下方へ向けておけば、ギター用マイクへのボーカルのカブリを抑えることができます。

TIP : 2本のマイクをパンニングしてミックスすることで、より広がりのあるアコースティックギターのサウンドが得られるでしょう。

For キック・ドラム

guitaRF のベーススタンドは、キックドラムにも最適な高さとなっています。
キックマイクの周りの部屋/ステージの響きもキープするために、キックドラムのヘッドのすぐ前から数フィート離した場所まで、ベストな設置位置をお探しください。

冒険心を感じたなら、ゴム製フィンをマイク取り付け穴から取り外し(無理な力をかけないように注意しながら、ハードウェアの背面から内面のフォーム層の方向へ押し込んで外します)、そこへマイクスタンドのブームアームを通し、キックドラムの内側と外側両方へマイクをセッティングすることもできます(下の画像参考)。

TIP : guitaRF をマイクスタンドに取り付けてアングルを調整することで、スネアとハイハットからの干渉を軽減する目的でお使いいただくことも可能です。

For スネア・ドラム

スネアのマイクへのハイハットのカブリが多すぎる?
guitaRF をマイクスタンドのブームアームへ取り付けてスネアとハイハットの間へ設置し、アングルを調整してみましょう。
お好みのダイナミックもしくはスモールダイアフラムコンデンサーを取り付け穴へ挿入し、いつものようにスネアを狙ってください。

For アップライト・ベース

ブルーグラス・バンド、あるいは小編成のジャズ・アンサンブルを収録するベストな方法は、ひとつの部屋に集まり、皆で一緒に演奏することでしょう。素晴らしいヴァイブが生まれ、各パートをより密なものにします。しかし、時には少しアイソレーションが欲しいと感じることもあるかもしれません。

例えば、アップライトベースの収録に guitaRF は有効です。ドラム、ギター、シンガーとのアイソレーションを得ながら、アコースティックベースサウンドはダブルマイキングを行えます - 一方のマイクはFホール、もう一方はブリッジを狙い、それぞれをブレンドしてみましょう。

TIP : クリスピーなハイと自然なローの絶妙なブレンドを得るために、コンデンサーとリボンを試してみましょう

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覚えておいてください - guitaRFの使い方に「間違い」はありません。

冒険心を忘れず、様々なソースにお試しください!

Special thanks to The Bunker Studio in Brooklyn, NY for letting us in for a photo shoot. Awesome studio, awesome folks.

マニュアル (PDF)

ムービー

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