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TAE®とは、True Analog Emulation(トゥルー・アナログ・エミュレーション)の略で、アナログ機器をデジタルで再現するための新しい技術です。TAE®が持つアルゴリズムはソフトウエア上において、ハードウエアの持つスペック特徴を忠実に再現することができます。この技術により「アープ2600 V 」はこれまでにないハイクオリティーなサウンドを提供します。
標準的なデジタル・シンセサイザーは、高周波数帯域において、折り返しノイズ成分を作り出します。パルスウィズやFM を使用している場合についても同様です。TAE®は、全ての処理(PWM/FM など)において、折り返しノイズ成分のないオシレーター波形を、CPU に余分な負担をかけることなく作り出します。
標準的なソフトウエア・シンセサイザーの 周波数スペクトラム
TAE®によって生成されたアープ2600 V オシレーターの周波数スペクトラム
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原型のアナログ・オシレーターは、コンデンサーの放電特性を使用して、ノコギリ波、三角波、矩形波などの波形を作り出します。その結果アナログ・オシレーターはわずかに湾曲した独特の波形を形成します。TAE® はこうしたコンデンサーの放電特性の再現をも可能にしました。さらに原型のアナログ・オシレーターは不安定であり、波形の形状が周期ごとに微妙に異なっています。これは温度やその他の環境の状態によっても左右される、アナログ・ハードウエアが持つ非常に繊細な部分です。この技術は、このオシレーターの不安定な部分を再現し、よりピュアでファットな音色を作りだします。
オリジナル アープ2600 の波形
TAE®による“アープ2600 V ”の波形
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フィルター特性の比較 赤:オリジナル アープ2600 の12dBローパス・フィルター 青:アープ2600 V の12dBローパス・フィルター
“アープ2600 V ” は、オリジナルのアープ2600 同様“リング・モジュレーター” を搭載しています。リング・モジュレーターは複数の波形を掛け合わせたサウンドを出力します。結果として、そのサウンドはより倍音成分の多いメタリックなサウンドに変化します。標準的なリング・モジュレーターでは発生してしまう折り返しノイズもTAE®によって完全に取り除くことで非常にリッチなサウンドの生成が可能です。
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