DJ TAROのSoundGadget
第二回「Deckadance×DJ Console Rmx」

PC DJの最大のポイントは「どんなコントロール方法を選ぶか」です。

その点ではDeckadanceとDJ Console Rmxのコンビはかなりのハイパフォーマンスと言えるでしょう。

それぞれ拡張性が高いことと、繋いだ瞬間から使える設定の早さが最大の魅力です。通常PAで音を鳴らすにはオーディオデバイスが必要になりますが、DJ Console Rmxにはクロスフェーダーを内蔵したミキシングコンソールだけでなく、RCAやフォーン端子などのオーディオインターフェースがあるのでドライバーをインストールするだけで、他のハードウエアを必要としません。PCにDeckadanceをインストールして、あとはUSBで接続し、設定画面にある豊富なプリセットの中からDJ Console Rmxを選ぶだけ。簡単です。

プリセットの中にはWii リモコンもあったりするので是非試してみたい!!

PCによってはMIDIのIN/OUTの設定を必要とするものもありますが、DJ Console RmxにすればテンプレートがあるのでOK !

 



DeckadanceはシンプルなDJ プレイはもとより、ユーザーに合わせたマルチな環境を実現してくれます。曲の読み込みは直接ファイルを読み込む他、i TunesのXMLファイルも読み込み可能なので、使用環境にあったブラウジングが出来ます。あとは左右のデッキにロードするだけ。

 

選曲、デッキへのロード、LOOPやイコライジングなど、PCを触らなくてもほとんどの操作は、DJ Console Rmxのみで出来ます。

またDeckadanceには魅力的な機能が沢山あります。LEAPという機能を使えば、どれだけLOOPしても実際の再生位置と変わらないポイントにJUMPするので、より実質的と言えるでしょう。

エフェクトも充実しています。Low/High/Band パスやフィルター系のエフェクトが左右それぞれのデッキでセレクト出来ます。選択したら後はPCのマウスパッドを使ってエフェクトのかかり具合をコントロールします。つまみもいいんですけど、このパッドを使えばタッチひとつで様々なパラメーターを指ひとつで操作出来るのがいいですね。

 

 

沢山の機能があるとレイアウトが見づらかったりもするのですが、ファンクション・ウィンドウで切り替えれば更なる機能を使ってプレイが可能です。まず「VST HOST」のパネルをOPENすれば最大8つのスロットに、VST Plug-inを読み込んでそれぞれのデッキに異なるエフェクトをかけることも出来ます。更にMIDIデータをVST Instrumentsを使って走らせることも出来るので、様々なフレーズのシーケンスを、再生しているBPMに合わせてミックスすることも出来ます。
また独立した8つのサンプラーを使ってSEなどの効果音なども再生、「Beat Sync」を使って再生テンポも合わせる事も出来ます。これだけいろんなことが出来ると手が足りなくなりますね!(笑)
サンプラー
ユニークな機能としては「RELOOPER」が気に入ってます。80年代の曲にビートの連打でクラッシュしたグルーブをブレイクとかに入れるのが流行ってましたけど、正にあれが出来ちゃいます。最近のElectro系の曲でもやっぱ使ってますね。時代もLOOPします。RELOOPERは3つのパターンがありますが、ランダムでの切り替えや自分でパターンを組むことも出来ますが、ランダムでも充分に楽しめます。
リルーパー

 

しかしDeckadance×DJ Console Rmxのスゴイところはここからです。ConsoleにはPhono入力も付いているので、ターンテーブルを繋いでアナログ盤でのプレイも可能です。Deckadanceの方で「Vinyl Control」を選んであげるとタイムコードの入ったアナログ盤を使ってDJプレイができちゃうんです。

個人的にはターンテーブルを触っていたいので、PC内の楽曲をレコード盤に入った信号を読み取って、通常のアナログプレイのようにミックスが出来るのは嬉しい~。様々なメーカーからタイムコードを読み取れるVinylコントロール用のアナログ盤が出ているので、どれを使ってもOK。

使い方は至って簡単!まずは使用するタイムコード・アナログを回して「Learn Timecode」ボタンを押します。これで再生スピードを検知するので、あとはデッキに曲をロードすればターンテーブルを使ってVinylコントロールが可能です。HIP HOPなどをプレイする時にはやはりターンテーブルを使いたいですよね。

 

ヴァイナル入力