どうもDJ TAROです!!今回から僕、DJ TAROの“ACID使い”を皆さんに紹介したいと思います。日頃はラジオの生放送用のNON’STOPや、REMIXなどの音楽制作を含めていろんな場面でACID PROを活用しています。音楽ユース以外の場面でもPCの使用率は高く、持ちまわりのノートはWINDOWSマシンを使っています。ノートPCでストレスなく作業をするツールとして僕にとってACID PROは正に最適という環境です。
今回はACID PROを使ったNON’STOP MIXの製作パターンをご紹介します。僕の番組J-WAVE 平日のお昼に放送している『Music Plus』でも毎日10分間のNON’STOP MIXのコーナーがあって、録音の時はいつもACID PROを使って製作しています。そもそもBPMの異なった素材をビートマップして様々なLOOPを構築するトラック製作に強いACID PROはNON’STOP MIXを製作にするにもってこいのDAWと言えます。
まずはミックスしたい曲をビートマップします。
実際のミックスでは当然波形のKICKとSNAREの位置を合わせる感じにはなるんですけど、「やはり見るより、耳で聞いて合わせてください!!」ビートマップしたけど「実は合ってない!」ということもあります。こういう時は改めてビートマップし直すよりも「クリップ プロパティ」を開いて「ストレッチ」タブをクリックすると、「初期テンポ(BPM)」のウインドウがあります。この数値を変えればいい訳です。
使っていくうちに感覚的に数値の入れ具合が分かると思うんですが、微調整レベルではコンマ1の値で調整してみてください。ミックスしたい曲が波形で見て短い場合は(実際のテンポとしては遅いことになります)、数値を上げてあげれば波形が伸びてテンポは速くなります。文章で説明するとちょっとややこしくなりますが、数値を上げれば波形が伸び、数値を小さくすれば縮むのでうまく合わせてあげてください。
また生音の曲などでは当然BPMが一定でなかったりします。この場合トラックをSplit(分割)してずれたところを修正する方法もありますが、修正箇所が多いと大変ですよね。
この場合ずれが出てくる部分でsplitしてトラックそのものをコピーし、それぞれのトラックに前後に分けて後半の部分のBPMをクリップ プロパティを開いて、先ほどご紹介した方法で変えるやり方もあります。
結構サビが速くなっていたり、その曲のパターンを読めると合わせやすいです。
マスターミックスっぽい凝ったNon’Stopを作る時などは、曲によって音圧が違うのでボトムに別のビートを足すと統一感が出ます。この場合も生音の曲や懐かしい曲などビートの弱いものや、BPMが一定でないものも多いので、先ほどのsplit方式でやるとキレイにミックスすることが出来ますよ~。
またBPMが100ぐらいのものをHOUSE系のビートを加えて125ぐらいにしてみたりするのもいいです。以前は音質的に厳しいかな?というところでしたが、ACID PROは「elastique Pro」のタイムストレッチ・エンジンを採用しているので、かなりの高音質です。クリップ プロパティでメソッドの部分を「elastique」にして、モードで「Pro」を選択。PCへの負荷がかかりますが、これまでにない高音質です。いろいろなモードが選べるのも便利です。
ビートマップされたものは、基本プロジェクトで指定したBPMにストレッチされますけど、ミックス中は曲によってBPMを変えたいですよね?その場合にも、AICD PRO 7からはテンポカーブが使えるようになったので嬉しい~。
以前は細かくテンポチェンジをするのには沢山の「テンポ旗」立ててたので(笑)。プロジェクトのテンポをBPM120 から110に落としてみます。テンポチェンジを開始したい“始点”をカーソルで指定し、キーボードのショートカット(デフォルト)“T”を押すとテンポのプロパティ画面が出ます。通常はホールドになっていて従来のようにその位置に来ると指定したテンポに変わりますが、カーブを付けたい場合は、「タブ」からカーブの仕方を選びます。
終点に同じようにキーボードの“T”でテンポのプロパティを開いて110と入力します。ここでは「トランジション」を「ホールド」にすれば、以後は110で「ホールド」になります。
1曲3分ぐらいのプレイであれば、その幅でテンポチェンジを行えば聴感上ほとんど分かりません。HOUSE系のサウンドからBPMを90台に落としてR&Bにしたり、幅の大きいテンポチェンジもお手のものです。最終的に出来上がったミックスはレンダリングしてもいいんですけど、MIX CDにする場合、曲ごとにトラックナンバーを指定したいですよね。ACID PROの場合ショートカット(デフォルト)で“N”キーを押せばトラック旗が出てきます。
これを使えば好きな位置にトラック番号をふることが出来るので、後はディスクアットワンスを使えばミックスCDの完成です。
Music PlusのMixコーナーでは生でのPLAYもあるんですけど録音の時はかなり凝ったMIXをON AIRしています!!お時間あるときは是非聴いてみてくださいね~
番組
J-WAVE MUSIC PLUS <81.3 fm> (月~木曜日 11:30-14:00)
最新リリース情報 (全て2009年7月8日リリース)
YA-KYIM / 『たぶんきっと/HAPPY FACE(love ver.)』
#3: TARO’s “B-Flavor”Mega Mixx
クレンチ&ブリスタ/Alone~君に伝えたくて~with MAYO
#3:真夏のMemory... feat. Foxxi misQ "DJ TARO Remix"
SWEET VACATION / 「あいにいこう ~I・NEED・TO・GO~」
Summer Day <DJ TARO REMIX>







